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料理写真は曲線構図で動きのある写真に。 海外のレシピブック風の写真が撮れる!
2021 Jul 15|その他
(※この記事は、2021年7月14日に更新されました。)
「なんだかイマイチなテーブルフォトになってしまう・・」
「カフェで、もうちょっとおしゃれな写真を撮りたい」
「料理に使える構図が知りたい!」
この記事は、そんな方に向けて書いています。
はじめまして。
熊本のC STUDIOです。
皆さんは、料理写真を撮るときにどのような構図で撮影していますか?
日の丸構図や三分割構図などが定番でしょうか。
その他にも、多くの構図テクニックが出回っていますよね。
一気にこなれ感が出る曲線構図の使い方をご紹介します。
カーブを意識して料理を配置、構図をとることで、写真が柔らかく自然な印象になったり、動きがあってプロっぽい写真を撮ることができます。
もちろん、他の構図と重なる部分もあるかとは思いますが、ここでご紹介する構図を頭の隅に入れて、料理写真に取り入れてみてくださいね。
1.S字構図
S構図とは、その名の通り被写体や、その輪郭をS字に配置する構図。
料理写真だけでなく、風景写真や人物写真でも用いられることの多い構図です。
S字に配置することで、動きや柔らかな印象を持たせることができます。
2.C字構図
C字構図は、料理などのテーブルフォトでよく用いられるシンプルな構図です。
お皿やコップをC字に切り取って撮ることで、料理の内容を大きく見せることができます。
また、料理やその素材をC字に並べることで、さりげなくダイナミックさを加えることができるのも、C字構図の良さです。
3.螺旋状構図
メインを強調したい時は、螺旋状に並べた構図にしてみるのも良いかもしれません。
周囲の小物が引き立て役となり、自然に中央のメインオブジェクトに目が止まります。
そのため、中心にはメインとなる被写体を持ってくるように注意しましょう。
4.不規則曲線
手や小物を用いて、見ている人の視線がメインとなる被写体に向くように誘導するのも効果的です。
この際の構図は、S字などと決まりきってはいませんが、同じくカーブを使って視線誘導を行っている例といえます。
5.なみなみ曲線構図
これは、S字曲線が波のように続いている構図です。
小物や見せたい被写体が多くある時、自然と目線の動きが被写体に流れるように誘導することができます。
6.複数の曲線を組み合わせる
さまざまな効果を持たせるために、いくつかの曲線を組み合わせても良いでしょう。
曲線を複数取り入れることでダイナミックさを持たせたり、被写体に視線を移動させるのにも効果的です。
7.まとめ
実例写真を交えながら、テーブルフォトにおける曲線構図をご紹介してきました。
曲線を意識して料理や被写体を配置することで、平凡な写真から一気にこなれ感のある写真にすることができます。
皆さんの撮影の参考になれば幸いです。
8.C -studioとは
当スタジオは再開発が進み、熊本で注目されている熊本駅の近隣の山、花岡山にあります。日々刻々と生まれ変わってゆく町並みや、人の生活。その中で、常にたくさんのものに触れ、新たなものを生み出す。あるいはそんな中でも、いまあるものを大切にし、その可能性を追求していく。そんな人の営みのお手伝いをさせていただきたいと考えております。新しいカルチャーの拠点として、お客様のクリエイティビティの発揮の場として当スタジオをご利用いただけますと幸いです。