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香ばしさと秋の温度を伝える。マロンパイ撮影で表現する“季節の味わい”

2025 Oct 26|商品撮影

「秋の香り」を写真で届ける

マロンパイは、ひと口食べた瞬間に感じる
バターの香りと栗の甘みが魅力の秋限定スイーツです。
そのおいしさを写真で伝えるためには、
味よりも香り・質感・温度感をどう表現するかが鍵になります。

C STUDIOでは、今回のマロンパイ撮影を通して、
“秋の静けさとぬくもり”をテーマに、
素材の色・光の温度・空気のやわらかさを一枚の中に閉じ込めました。


マロンパイ撮影で大切にした3つの視点

1. 焼き色とツヤを生かす光のコントロール

マロンパイの魅力は、焼き上がりの色と層の美しさにあります。
C STUDIOでは、斜め後方からやわらかい光を当て、
パイ生地の立体感とツヤを引き出しました。

ほんの少しの光の角度で、
焼き色の深みやバターの光沢が変化します。
その微妙な違いをコントロールすることで、
“香ばしさが伝わる写真”を実現しています。

光の粒が重なって、バターが香る瞬間。
その“焼きたての空気”を感じさせるような写真を目指しました。


2. 季節を感じるトーンと背景演出

マロンパイは“秋”を象徴するスイーツ。
C STUDIOでは、やわらかなブラウンやベージュトーンの背景を使い、
落ち着いた季節の空気を写真全体で演出しました。

木のテーブルやリネンを合わせることで、
「午後のティータイム」や「秋の贈り物」のような
静かな時間の流れを感じさせています。

背景や小物を詰め込みすぎず、
あくまでマロンパイが主役になるよう、余白を大切にしています。


3. カットシーンで見せる“栗の存在感”

外側の香ばしさに加え、
中のマロンペーストや栗の断面もマロンパイの大切な魅力です。

C STUDIOでは、
一部をカットした断面をクローズアップで撮影し、
素材の色味と質感を丁寧に描き出しました。

しっとりとしたマロンペースト、
層になったパイ生地、
そこに差し込むあたたかな光。
その組み合わせが、食欲だけでなく“季節の心地よさ”を伝えます。


撮影風景より

今回の撮影では、スタジオ内に自然光を再現したライティングを設置し、
パイの焼き色と影の柔らかさを両立させました。

時間帯によって光の温度を微調整し、
栗の深い色味と、パイの軽やかさが共存するトーンに仕上げています。

写真から伝わるのは、
マロンパイそのものの美味しさだけでなく、
“秋という季節の空気”そのものです。


写真で伝える「季節の味覚」

スイーツ撮影において、
季節感はブランドの印象を左右する大切な要素です。

C STUDIOでは、スイーツや焼き菓子を単なる商品としてではなく、
**「季節を感じる物語」**として表現する撮影を行っています。

秋の温もりを届ける一枚、
それが今回のマロンパイ撮影で目指した写真です。

撮影のご相談は、C STUDIO公式サイトのお問い合わせフォームよりお願いいたします。

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