熊本の店舗撮影事例｜クラシックな佇まいのBar「Sloppu Jpe Kumamoto」を撮影【C STUDIO】

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2025 Oct 19｜建築写真

熊本市中央区の繁華街に佇む「Bar Sloppu Jpe Kumamoto（スロップジェイピーイークマモト）」様の店舗撮影を担当しました。
1970年代の香りを残すクラシックなバーで、重厚な内装と温かな照明が印象的。
長い年月を経て育まれた“熊本の夜の一軒”を、建築写真として丁寧に記録しました。

Bar Sloppu Jpe Kumamotoは、熊本市中央区下通エリアに店を構えるバー。
レンガ壁と革張りのソファ、柔らかな照明に包まれた店内は、まるで海外の映画に出てくるクラシックバーのよう。
創業以来、地元の人々を中心に愛され続ける「大人の隠れ家」として知られています。

カウンターには国内外のウイスキーやカクテルのボトルがずらりと並び、
一杯一杯を丁寧に仕上げるマスターの技と心遣いが、落ち着いた夜の時間を演出。
常連客が多く、店内には“静かに語らう時間”が流れています。

天井の木梁、重厚なレンガ壁、そしてクラシカルな装飾。
「Sloppu Jpe」の内装は、時間の経過とともに深みを増す素材が特徴です。

カウンター奥の棚にはアンティークフレームの絵画や装飾品が並び、
オレンジ色の照明がボトルを透かし、幻想的な輝きを放ちます。
C STUDIOではこの光のグラデーションを丁寧に再現し、
“静かな熱”を感じる空気感を写真に収めました。

客席は、カウンターとテーブル席で構成。
レザーソファの質感と間接照明の柔らかさが調和し、
一人でもグループでも落ち着いて過ごせる居心地の良さが感じられます。

特に注目すべきは、壁面のテクスチャと照明の位置関係。
明るさを最小限に抑えながらも、必要な部分だけを浮かび上がらせる照明計画により、
落ち着きと高級感が同居する空間を実現しています。

今回の撮影では、空間の“時間の流れ”を写すことを意識しました。
派手な明暗差を避け、ランプの灯りに合わせた色温度で統一。
グラスやボトルの反射もコントロールしながら、
“訪れる人がそのまま座りたくなる”ようなリアルな質感を大切にしています。

また、ディテールカットでは、
カウンター上のナッツ瓶やワインの質感、ガラス越しの光などをクローズアップ。
建築的な要素だけでなく、「この空間で過ごす時間」まで伝わるよう構成しました。

Sloppu Jpe Kumamotoは、
熊本のナイトシーンを象徴する“静かな名店”のひとつ。
流行とは一線を画した、落ち着きと格式を感じる空間は、
今も多くの大人たちの憩いの場として愛されています。

C STUDIOでは、こうした歴史ある店舗の“空気”を残すことも、
建築写真の大切な使命と考えています。

C STUDIOでは、熊本・福岡・九州エリアを中心に、
飲食店・ホテル・商業施設・建築写真の撮影を行っています。
デザイン性だけでなく、「そこに流れる空気」「人が感じる温度」まで丁寧に切り取ります。