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クリップオンストロボ買う前に見るべき!5つのチェックポイント

2021 Jul 15|OTHER

(※このページは、2021年6月3日に更新されました)

「そろそろストロボ使って撮影してみたい!」
「機種によってストロボの何が違うのか分からない泣」
「初めの一本はどれを買うべき?」
この記事は、そんなビギナーの方に向けて書いています。

はじめまして。
熊本のC STUDIOです。

カメラ以外の機材で、定番とも言える撮影アイテムがストロボ。
ストロボがあれば、室内でもライティングを調節しながら撮影ができるだけでなく、自然光とミックスさせて光を作ったり、被写体の色をきれいに出せるなど、一気に表現の幅が広がります。

この記事では、といった初心者の方に向けて、クリップオンストロボを選ぶ際のポイントを解説。
初めの一本におすすめのクリップオンストロボもご紹介していきます!

1.「クリップオンストロボ」とは、初心者にも扱いやすく安価なストロボ

クリップオンストロボとは、カメラ上部のホットシューにつけて使うタイプのストロボです。
10000円以下で買えるもの多い安価なストロボで、初心者でも扱いやすいのが特徴。

ストロボを使うことで、室内の撮影でも明るさをコントロールして撮影することができます。

2.ストロボを見るときのポイント5つ


1.カメラとの互換性は要チェック


お手持ちのカメラに対応しているストロボなのか、カメラとの互換性は確認しておきましょう。
メーカー純正のストロボは同じメーカーのカメラにしか対応していなかったり、汎用性の高いものは多くのメーカーのカメラで使えたりと、様々なストロボがあります。
メーカーのホームページで対応している機種は確認できます。

2.ガイドナンバーは「40」程度が目安

ガイドナンバーは、ストロボの最大出力を表す数値のこと。
この数値が大きいほど強く発光し、様々なシチュエーションに合わせたライティングをすることができます。

ただ、実際の撮影では最大出力の半分程度、ガイドナンバーの半分の出力で撮影することがほとんど。
フル発光で何度も使っていると、ストロボが燃えて壊れてしまいますし、チャージ時間も長くなるためです。
(チャージ時間についてはポイント3で解説していきます!)

目安としては、ガイドナンバー「40」前後の機種を選んでおくと良いでしょう。

3.チャージ時間が短いとストレスフリーに撮影できる

チャージ時間とは、一度光って次に光るまでに充電する時間。
チャージ時間が長いとテンポよく撮影ができず、思った以上に時間がかかってしまうこともあります。
特に人物撮影の際は、チャージ時間を気にせずモデルさんの表情を逃さず撮影したいですよね。

また、チャージ時間は最大発光の後が最も長く、発光量を弱めると短くなります。
つまり、ガイドナンバー20のものを20の光量に設定して撮るよりも、ガイドナンバー40のものを20の光量で撮った方がチャージ時間が短いということになります。
ポイント2でガイドナンバーの話をしましたが、ガイドナンバーが大きく大光量のストロボの方が、同じ光量を出そうと思った時にチャージ時間も短くなるという訳です。

ガイドナンバーと合わせて、チャージ時間がどれくらいかも気をつけておきたいところです。

4.首振りは必須!

ストロボの発光部分を上下左右に曲げ、光の向きを自由に調節可能かどうかは、最も重要とも言えます。
ストロボというと、記者会見のような直接当てたパキッとした光をイメージする人もいるかもしれませんが、光の向きを調節し、天井や壁に光を反射(バウンズ)させることで、自然光のような柔らかい質感を表現することができます。

そのためにも首振りは超重要で、これができなければストロボの良さを発揮する事は難しいでしょう。
上下は可能でも、左右に動かない場合もあるので回転範囲などの項目も確認必須。

5.ストロボのオート機能「TTL」ありなら初心者でも扱いやすい

TTLとは、「Though The Lens」の略で、E-TTL、i-TTLなどメーカーによって呼び名が変わります。
一言で言うとストロボのオート機能で、TTLを使えば自動でストロボの明るさが調整されます。

中上級者はマニュアルで明るさを調節し、自然光とミックスさせたり数灯使って撮影を行ったりしますが、初心者はTTLを使うのがおすすめ。
失敗がなく、設定が簡単なので初心者には便利です。
マニュアルにも切り替えることができます。

ただ、TTLはカメラと同じメーカーのものしか対応していないものが多いので注意が必要です。
マニュアル式であれば、一つのストロボを異なるメーカーのカメラで使用することもできます。

3.+aチェックしておくと良い3つのポイント


1.ワイヤレス可ならオフカメラで使える!遠隔で操作できる。

ホットシューにつけて発光させるクリップオンストロボですが、カメラから外しワイヤレスで使えるものがあります。

種類もいくつかあり、光通信・赤外線方式、有線方式、電波方式など。
オフカメラで使うことで、思い通りの位置にストロボを設置することができ、より理想的なライティングを楽しむことができます。
将来的に複数ストロボを使って撮影することもでき、表現の幅がグッと広がります。

2.ハイスピードシンクロ


通常、ストロボが使えるシャッタースピードは1/125〜1/250秒とストロボによって決まっています。
ハイスピードシンクロとは、それ以上のシャッタースピードで発光できる機能のこと。

例えば、ハイスピードシンクロを使うことで、晴天時の野外などでも綺麗にストロボの効果を出すことができます。
初心者にはそこまで必要でないため、この機能がついていないストロボでも良いのですが、ある程度慣れた頃に使いたい方、昼間に野外ポートレートをしたい方などはハイスピードシンクロもチェックしておくと良いでしょう。

3.バッテリー式か単三電池式か?

ストロボは一般的に乾電池式が多いのですが、バッテリー式のモノもあります。
バッテリー式は値段が若干高く、その分チャージ速度が早くて、大容量。
予算に余裕があれば、バッテリー式を選んでも良さそうです。

4.よくある質問


Q.純正とサードパーティー製どっちがいいの?
ストロボにも、カメラのメーカー純正のものとサードパーティー製のものとあります。
純正のものは機能性、安定性に優れており、メーカーのサポートが受けられる分高価。一方、サードパーティー製は安価で、純正に比べて1/2から1/3ほどの値段で購入することができます。

サードパーティー製の方が手が出やすいかと思いますが、初めの一本は純正のものをおススメします。
理由は、やはり耐久性や信頼性です。
本体との相性も格段によく、特にTTL機能を使う場合は通信の正確さが前提です。
また、不具合が起こった際のサポートが整っているのは嬉しいですね。

5.まとめ


クリップオンストロボを選ぶ際に注意してみるべきポイントや、おすすめのクリップオンストロボをご紹介してきました。
予算とも相談しながら、自分に合ったものを選んでいきましょう!

6.C-studioとは


当スタジオは再開発が進み、熊本で注目されている熊本駅の近隣の山、花岡山にあります。日々刻々と生まれ変わってゆく町並みや、人の生活。その中で、常にたくさんのものに触れ、新たなものを生み出す。あるいはそんな中でも、いまあるものを大切にし、その可能性を追求していく。そんな人の営みのお手伝いをさせていただきたいと考えております。新しいカルチャーの拠点として、お客様のクリエイティビティの発揮の場として当スタジオをご利用いただけますと幸いです。

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